厚生労働省が制定した健康増進法があります。ご存知でしょうか?
健康増進法とは
「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」
など日本国民が健康に暮らせる指針として制定したものです。
その中で
『第三 目標等について』というところの
『2 設定の考え方』で以下9項目の記述があります。
特に(4)たばこの項から(9)がん までの6項目はたいへん参考になると思いますので
引用しました。
お暇なときにでもお読みください。
(1)栄養・食生活
栄養・食生活は、多くの生活習慣病との関連が深く、また、生活の質との関連も
深いことから、健康・栄養状態の改善を図るとともに、人々が良好な食生活を実現
するための個人の行動変容、及び「食育」等により個人の行動変容を支援する環境
の確保が必要である。
目標は、適正な栄養状態、栄養素(食物)の摂取、適正な栄養素(食物)の摂取
のための個人の行動及び個人の行動を支援するための環境づくりについて設定す
る。
(2)身体活動・運動
身体活動・運動には、生活習慣病の発生を予防する効果があり、健康づくりの重
要な要素であることから、国民の身体活動・運動に対する意識を高め、日常の活動
性及び運動習慣を持つ者の割合を増加させるとともに、これらの活動を行うことが
できる環境づくりを行う必要がある。
目標は、日常の生活における身体活動に対する意識、運動習慣等について、成人
及び高齢者に分けて設定する。
(3)休養・こころの健康づくり
こころの健康は、生活の質を大きく左右する要素である。身体及びこころの健康
を保つための三要素は、適度な「運動」、バランスの取れた「栄養・食生活」、心身
の疲労回復と充実した人生を目指す「休養」とされている。さらに、十分な睡眠を
とり、ストレスと上手につきあうことはこころの健康に欠かせない要素となってい
る。
目標は、ストレスの低減、睡眠の確保及び自殺者の減少について設定する。
(4)たばこ
たばこは、がんや循環器病など多くの疾患と関連があるほか、妊娠に関連した異
常の危険因子である。また、厚生科学審議会の「今後のたばこ対策の基本的考え方
について」(平成14年12月25日意見具申)においては、「国民の健康増進の
観点から、今後、たばこ対策に一層取り組むことにより、喫煙率を引き下げ、たば
この消費を抑制し、国民の健康に与える悪影響を低減させていくことが必要であ
る。」と指摘されている。
目標は、たばこの健康影響についての十分な知識の普及、未成年者の喫煙防止(防
煙) 、受動喫煙の害を排除し、減少させるための環境づくり(分煙)、禁煙希望者
に対する禁煙支援について設定する。
(5)アルコール
アルコールは、慢性影響としての臓器障害等の健康に対する大きな影響を与える
ものである。近年、成人の飲酒による健康影響の問題のみならず、未成年者による
飲酒が問題となっており、また、アルコールに関連した問題は、健康に限らず交通
事故等社会的な問題にも影響するものである。
目標は、多量飲酒者の減少、未成年者の飲酒防止及び節度ある適度な飲酒につい
ての知識の普及について設定する。
(6)歯の健康
歯の健康は、食物の咀嚼のほか、食事や会話を楽しむ等による、生活の質を確保
するための基礎となる重要な要素である。歯科保健の分野では、生涯にわたり自分
の歯を20歯以上保つことにより健全な咀嚼能力を維持し、健やかで楽しい生活を
すごそうという8020(ハチマル・ニイマル)運動が推進されており、この実現
に向けた歯及び口腔の健康増進の推進が必要である。
目標は、歯の喪失防止と歯の喪失の原因となるう蝕及び歯周病の予防について設
定する。
(7)糖尿病
我が国の糖尿病患者数は、生活習慣と社会の変化に伴って、急速に増加している。
糖尿病は自覚症状がないことが多く、また、放置すると重大な合併症を引き起こす
ことが多いことから、生活の質の低下等を招いている。この疾患の対策としては、
発症の予防、早期発見、合併症の予防が重要である。
目標は、糖尿病の一次予防の推進を図る観点から、生活習慣の改善、糖尿病有病
者の早期発見及び治療の継続について設定する。あわせて、生活習慣の改善が糖尿
病有病者の減少に及ぼす影響について推計する。
(8)循環器病
脳血管疾患と虚血性心疾患を含む循環器病は我が国の主要な死亡原因の一つであ
るが、これらの後遺症のために、本人の生活の質の低下を招く大きな原因となって
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いる。特に脳卒中は、寝たきり・痴呆の主要な要因となっており、循環器病の死亡
率及び罹患率の改善が必要である。
目標は、循環器病の一次予防の観点から、生活習慣の改善及び循環器病の早期発
見について設定する。あわせて、生活習慣の改善が循環器病による死亡率等の減少
に及ぼす影響について推計する。
(9)がん
がんは、現在、我が国最大の死亡原因であるが、これに対応するために、生活習
慣の改善による予防のための取組が重要である。また、がんの診断・治療技術も進
歩してきており、検診による早期発見・早期治療により、死亡者数の低下も期待さ
れる。なお、厚生労働省においては、数次にわたり対がん対策が実施されていると
ころである。
目標は、がんの一次予防の推進を図る観点から、生活習慣の改善、がんの検診の
受診者等について設定する。
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